発達障害気味の子供の勉強って難しい!上手くいく方法3つ紹介!

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こんにちは。ベテラン保育士せいせいです。

今日は一般的に発達障害としては診断名がつかないけれども、平均的な子供より発達に偏りがある等の状態の子供(一般的にグレーゾーンと言われる子供)の家庭学習についてです。

私の子供がその域に入っているのですが、家庭学習の支援が非常に大変でした。

今も大変なのですが、色々試行錯誤して以前よりスムーズに取り組めるようになってきたので、まとめてみたいと思います。

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家庭学習にすごく時間がかかる・・・。

小学生になると、学校から宿題をもって帰ってきます。

小学一年生の始めのうちは、点線をなぞるとかそれほど難易度としては高くないものが出されることが多いです。

ただ、グレーゾーンの子供たちは点線をなぞるだけでも大変難しいのです。
難しいだけならまだよいのですが、自分なりのこだわりが強いと思い通りにならないことでイライラしがちになり、暴れることもあります。

時には鉛筆でぐちゃぐちゃに書きなぐってしまったり、プリントを丸めて捨ててしまったりということもありました。

集中力もすごく短い上に、ちょっとしたことがきっかけとなり気が散り始めると自分が何をしていたかも忘れてしまう・・・。

漢字のプリントが出たときは2時間半近くかかってしまうことも多かったです。

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上手くいった勉強方法を3つ紹介します!

そんな子供の姿をみていて、私は本当に頭を悩ませていました。
宿題は毎日毎日出されるし、子供は泣いたり暴れたり出来ないたびに繰り返します。

だんだん精神的にも追い詰められてボロボロになったため、担任の先生にも子供の姿を連絡帳や懇談会のときにしっかりとそのまま伝えるようにしました。

先生に子供の状態を伝えると、出来なければそのままで提出しても良いということにしてくださり、子供にも先生に伝えるように話しました。(もちろん連絡帳にも出来なかった旨を記入しておくようにします。)

しかし、問題はなかなか改善しませんでした。

出来ないまま学校に持っていくのは、本人のプライドが許さなかったのです。
問題が解けないのが許せなくて、泣いてしまうこともしばしばありました。

そんな思考錯誤の中で、やっと効果があるかも?と思える方法にようやくたどり着きました。

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上手くいった方法その1

それは、具体的なゴールを子供と一緒に決めるということです。

例えば、プリントを1枚しなければならないときは、子供と相談しながら3問まで頑張って解くとか、具体的に決めます。
そして、蛍光ペンなどで印をつけて一目でゴールが分かるようにします。

途中で挫折しそうになっても、ママもゴールが分かることで今の子供の状態を認めてあげられやすくなります。

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上手くいった方法その2

そして、ゴールまで出来たらとても頑張っていること、ママもすごくうれしいことを伝えてあげるようにします。

せっかく頑張っても、がんばった状態を認めてもらえないと子供も「もっとやろう!」という気持ちにつながりません。そのため、出来るだけ学習している様子を見守ってあげることで、子供を認めてあげるチャンスを逃しにくくなります!

例えば、「わぁ!すごい!もうゴールまで出来たんだね!!」と、子供が今頑張って自分で決めたゴールまでたどり着いているというところを認めてあげます。

このとき、字が汚かったり書き方が雑だったりするかもしれませんが、そこを指摘するよりも頑張っていることに焦点をあててあげると効果的です。

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上手くいった方法その3

目標を到達しやすいところに設定するのもポイントです。
支援が必要な子供の場合、集中力が短めで気が散ってしまいがちなことが多いため、到達できそうな目標をいくつも子供と決めておくようにします。

大人が子供のそばで見守りながら学習に取り組み、その結果自分の努力を認めてもらえる環境を整えることで、達成感も味わうことが出来ます。

達成感は、つぎの課題もやってみようという意欲につながります。大人でも中々出来なかったのに、出来ることが増えたらうれしいですよね?それと同じなのです。

この方法を取り入れてから、以前よりも暴れることも少なくなり、宿題もしっかりできるようになりました。すぐには出来なくても、気長に(本当に気長にです。1年かけて毎日取り組むくらいのペースです。)続けてみてください。

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■まとめ■

大人がそばで見守り励ますことが本当に必要なことが多いと思いますが、結果はすぐに出ません。いつかは芽が出るくらいに思いながら、ゆっくり取り組んでいくとよいと思います。担任の先生にもよりますが、しっかり話して子供にとって良い家庭学習方法を模索してみてください。

 

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