保育園で、イヤイヤ期のクラスを担任することになってしまった!
担任しているクラスは、イヤイヤ期じゃないはずなのに想定外の「まさかのイヤイヤ期の子ども」がいて困っている・・・。
そんな子どもたちに、どう対応したらいいのか分からなくて悩んでいる。
と、いう保育士さん!
このページは、そんな保育士さんに向けてのページです。
- 1年目
- 幼児(以上児)クラスばかり担任していたら、久々の乳児(未満児)担任
こんなときは、普通にイヤイヤ期の子どもと接すると、悩むこともあると思います。
そこで今日は、保育の中で、イヤイヤ期の子どもにどう接したらいいのか、年齢別に分けてお伝えしていきたいと思いますよ。
保育園で担任しているクラスがイヤイヤ期
保育園の0歳~5歳児の中でも、イヤイヤ期が激しいのは・・。
- 1歳児
- 2歳児
です。
発達の話は、学校の授業などで学んでこられたと思いますので割愛しますが、まぁそれを実感するわけです。(笑)
でも、やはりこんなところでも現れるのが個人差!!
イヤイヤ期が3歳児になっても、あまり収まらない子どももいます・・・。
それぞれの年齢の分けて、イヤイヤ期の具体例を見ていきましょう。
1歳児クラスの場合
1歳児クラスで、イヤイヤが起こりやすいのは、本当に「ありとあらゆるところ」です。
たとえば・・。
- お散歩中
- 靴を履く。
- 靴下を履く。
- 着替える。
- 食事中。
- 手洗い中。
などなど、細かくあげればキリがないほど、色んなところで「イヤイヤポイント」があります。
子どもたちは、とりあえず「嫌だ」ということを、保育者に全力で頑張って伝えてきます。
1歳児の場合のイヤイヤは、こんなかんじです。
2歳児クラスの場合
2歳児クラスになってくると、1歳児とは違った「イヤイヤポイント」があります。
2歳児の場合は・・。
- 散歩中
- 食事中
- トイレ
イヤイヤ期の行動が現れやすいメインのポイントは、大体こんなところです。
2歳児になると、トイレトレーニングも本格化してくるため、トイレでのイヤイヤも、発生する確率が上がってきます。
でも、なかには・・。
- 着替え
- 水筒のかけ外し
など、ほとんど全ての行動に対して「嫌!」と、言う子どももいます。
ほとんど嫌だという子どもは、全体の中での割合でみると、私の経験上では少数派の印象。
3歳児クラスの場合
3歳児になると、ほとんどの子どもたちはイヤイヤ期が収まっていることが多いです。
なぜなら、おうちでイヤイヤが発生していても、保育園では頑張っている子どもの数も増えてくるからです。
だがしかし・・。

いやだぁぁぁ!!
と、泣いている子どもも。
やはり個人差が大きいですよね。
ただ、個人差で片付けてばかりいると、他の育ちで見落としてしまうところもあるので要注意なんですが・・。
3歳児の場合は、対処方法というよりも、担任の数が2歳児よりも減りますから、そのへんが難しいのかもしれません。
イヤイヤ期の担任になったけど対処法が分からない!

担任のクラスがイヤイヤ期。
どうしたらいいのかな?
クラス担任をしていて、イヤイヤ期の子どもたちにどう対処したらいいのか、分からないこどもあると思います。
1・2歳児の場合と、3歳児に分けて、対処方法をみていきましょう。
1・2歳児の場合の対処法
乳児(未満児)クラスだと、担当制を導入している場合も多く、そうなると困ることも多いですよね。
いつも同じ子どもと向き合わなければならないという、しんどさもあると思います。
そんなときは、
- ひとりで抱え込まない。
- ほかの先生を観察する。
- 他の先生に相談して、自分が受け持つグループをかえてもらえるようにする。
と、いう対処方法があります。
「ひとりで抱え込まない」
「ほかの先生を観察する」
と、いうのは、自分の子どもへの接し方を振り返ったり、かえてみたりするヒントにもなりますから、是非やってみてほしい!
子どもへの接し方の具体例は、こちらであげています。
イヤイヤ期のひどい子の特徴とは?対応方法を5ステップで保育士が紹介!
他の先生に相談して、グループをかえてもらうのは、受け持つ子どもが丁寧にみてあげないといけない子が多いと感じたときに必ずしてほしいです。
丁寧にみてあげないといけない子どもが多いと、それだけでも、かなりの負担になってしまいがち。
そうなると、いっぱいいっぱいになってしまい、子どもへの関わりが雑になりがちなんです。
言葉がけがキツくなってしまう原因の1つにもなりますから、
- 食事だけ
- 排泄だけ
など、イヤイヤが激しい場面だけでもかえてもらえるようにするといいですよ。
担当の先生でない先生になった場合、急に何でも頑張ることもありますから、子どもが落ち着いて過ごせるようにしてあげるのがベスト!
散歩の途中で、座り込んで

いやだぁ!!
が、始まった場合は、その子の興味を引き出せるものを使って、気分転換をしながら誘い掛けるようにすると良いです。
たとえば、自然物に興味がある子なら・・。
- 草花
- 虫
- 石
など、こっそり持たせてみるとか、意識を違うところへ持っていくようにすると、立て直しやすいですよ。
3歳児の場合
3歳児は、一人で担任していることも多いですよね。
そんなときに、イヤイヤ期の対応は中々難しいもの・・。
クラス全体のことも見なければいけないし、子どもにも対応しなければいけない!
そんなときは・・。
- 複数担任のクラスの先生に一時的に助けを求める。
- フリーの先生にお願いする。
- 主任の先生に相談する。
- 同じ学年の先生がいれば、相談する。
- 職員会議、学年会議などで案件にあげておく。
と、いう対処方法があります。
私は、4歳児で大変だったとき、特別支援の先生に一時的に助けてもらえるか相談して、ひどいときはヘルプをお願いしていました。
自分ひとりだと、イヤイヤ状態の子どもと向き合うのに、他の子どもたちもいますから大変ですよね。
クラス全体の方を見てもらうときには、どうしてほしいのか手短に伝えてから、お願いするようにしておくと、頼まれた先生も困らずに済みます。
職員会議や、学年会議など他の先生方が集まりやすいところで、情報を共有しておくのも色々な先生に助けてもらえやすくなりますよ。
保育園の人間関係が最悪で相談できない・・。
自分がいっぱいいっぱいなとき、あなたの保育園には、気軽に悩みを相談できる人はいますか?
- 保育で上手くいかない。
- 相談したいことがあっても、人間関係が最悪で相談できない。
そんなときは、働く保育園自体を変えてしまうのも1つの方法です。

え!!
そんな簡単にできるの?
と、思う方もいらっしゃるかもしれません。
が、今は保育園を保育士が選ぶ時代です!
昔なら、転職なんて気軽に出来ませんでしたが、今は保育士も、より働きやすい職場を選べるんです!
上手くいかない状態が続いて、誰にも相談できない・・。
そんな状況が長く続くと、保育中も知らずしらずのうちに、笑顔が曇ってしまいがちになり、次第に出勤するのも辛い・・。
と、言う状況になってしまいがち。
自分に逃げ道を作っておくと、それだけで気持ちにも余裕が持てる事もありますから、気軽に新しい仕事探しをお手伝いしてくれるサイトに登録しておくだけでも違います。
私も悩みから体調不良になり、年度途中で退職した経験があります。
保育士を辞めたい!4年目の理由は?年度途中で辞められる?(経験談あり)
転職サイトを利用すると、
- 給与
- 仕事内容の詳細
など、個人では何となく聞きにくいことも、代わって聞いてもらえることもできます!
なので、自分ひとりで職探しをする孤独感もないですし、行事前で忙しいときも、自分にピッタリな職場を探してもらえちゃいますよ。
さいごに
今回は、保育園でのイヤイヤ期の対処方法について、保育士さん向けにお伝えしました。
保育も子育てと同じように、一人で抱え込まないことが大事。
会議などで自分のクラスのことを発信するのは、勇気もいりますし大変かもしれません。
けれども、事前に情報を共有しておくことで、トラブルが起こった時も園全体で対応しやすいですから、「大変!!」と、思うような子どもがいる場合は、しておくのがおすすめです。
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