子供のスプーンの三点持ちの教え方は?練習するコツと皿やスプーン選びのポイント

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子どものスプーンの持ち方って意識
していますか?

私たち大人は、大体が三点持ちという
鉛筆を持つような形で、スプーンを
持つことが多いです。

でも、最初からこうやって持てるわけ
ではありません。

保育園で、子どもたちを見ていると、
みんな一生懸命スプーンを使っているん
ですが・・。

3歳を過ぎても、口の中に上手に食べ物を
運ぶことが苦手な子どもがいます。

ママやパパと子どもの話をする機会に、
スプーンの話もしますが、中には

お悩みママ
お悩みママ

スプーンの持ち方って
教えなきゃいけないん
ですか?

と、いうママもいますし、

スプーンの持ち方は、最初から
三点持ちに矯正させてます!

と、いうパパも・・。

実は、いろいろ奥が深いのが
子どものスプーンの持ち方・・。

そこで、今回は子供のスプーンの
持ち方の教え方について、
保育士目線とママ目線から
お伝えしますよ。

 

 

 

 

 

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子供のスプーンの持ち方の教え方は?

まず、最初に子供のスプーンの持ち方の
教え方についてお知らせします。

◇スプーンの教え方◇

①上から握る。

これは、スプーンを上から掴む
ようにして握ります。

この握り方は、子どもが最初に
スプーンを握る自然な形。

②下から握る。

上から握ることに十分に慣れて
くると、自然に下から握るように
なることもあります。

③三点持ちをする。

三点持ちは、低年齢だとなかなか
難しいです。

でも、この持ち方が上手にできると、
お箸への移行も上手くいきやすい!

基本は、このようになります。

最初に使うスプーンは、幼児用スプーン
よりも・・

このスプーンだと、うまく掴みやすい!

しかもこのタイプも色々あるんですが、

・すくう部分から柄に向かって、まっすぐ
な太さのタイプ。

が、おすすめ。

上からぎゅっと握って、食材をすくうとき
柄に向かう部分が細いものだと、こぼれて
しまうことが多いです。

でも、こちらは上手にすくえました!

上から握る持ち方にも慣れ、下持ちに移行
していくのが順番なのですが、

なかには、いきなり下からスプーンを、
握らせようとするママやパパも・・。

でも、実はこのような順番に
教えるのには理由が
あるんです。

それは・・

・子どもは、すぐに指先の細かく動かす
ことができない。

・手首や腕の力が初めから十分に育って
いるわけではない。

から。

なので、

スプーンを上から握って使う。

と、いう経験を沢山することが、
とっても大切になってきます。

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スプーンの練習の仕方はある?皿やスプーン選びのポイント

それでは、スプーンの練習の仕方を
見ていきましょう。

スプーンの練習といっても、

子どもに無理にさせない

ことは重要です。

その理由は・・

上手くスプーンを使えないことで、
ストレスになってしまうから

そのへんに注意して、ゆっくり進めて
いきましょう!

先ほど、スプーンの持ち方には、
3種類あるとお伝えしましたが、これは
どの持ち方にも共通する方法です。

◇スプーンの練習の仕方◇

【あると便利なもの】

・少し深さがあり淵が立っている皿

・豆などスプーンですくいやすい
食材
(低年齢なら、おにぎりを一口
サイズにしてあげるのも◎)

【練習の仕方】

①利き手と反対側の手で、皿に
手をそえるよう教える。
(皿が動かないようにするため)

②スプーンを持ち、皿の淵を使って
すくうように、最初は大人も一緒に
手を添えて繰り返す。

③上手く口にスプーンを運べない
ときは、肘が下がらないように
支えるようにする。

基本は、こうなります。

お皿の形も大切で、淵が立っている
皿だと、すくうのがスムーズ。

スプーンの動かし方も、最初は上手く
できないので、淵が立っているだけで
すくいやすくなるんです。

こちらは、淵が立っているので
すくいやすさでみると、おすすめです。

素材も落としても割れない素材!

もう1つおすすめするお皿は・・

食器自体に重さがあり、安定するので
陶器タイプもおすすめ。

保育園でも陶器タイプを0歳児の皿に
使っていますが、割れたことはない
です。

・安定感あり。
・淵が立っている。
ほかの陶器より割れにくいタイプ

と、いうことから、このお皿もかなり
おすすめですよ!!

食材をスプーンですくって、口に運ぶ
ときに、上手く出来ないときは、

・手首の返し方が上手く出来ない。
・スプーンを持つ手の肘が下がっている
ことが多いんです。
そのため、肘が下がらないように、
支えてあげると、上手くスプーンですくう
練習になります。

こんなふうにして、

子どもの斜めうしろの位置から
大人が肘を支えるようにする。

ようにします。
あくまでも肘が下がらないように
支えるのがコツ。
最初は、嫌がるかもしれませんが、
繰り返すうちに慣れてくれますよ。
そして・・
0歳や1歳のうちは、上から握りやすい
スプーンを用意してあげるのもポイント。
さきほども紹介しましたが、この
スプーンは・・
・とにかく上から握りやすい!
・食べ物をすくってから、こぼれにくい
ですよ。
スプーンのすくう部分から、柄の
つなぎ目の部分にかけて細くなっていると
こぼれてしまうことが多かったので、
選ぶときはチェックしましょう!
スプーンの柄の部分が、平らな
スプーンを使うのは、下持ちするように
なってからでも十分ですよ。

スプーンを下持ちしないときは?

スプーンを下持ちしないときは、
まず、子どものスプーンの使い方を
じっくり見てみましょう。

  • スプーンを口に運ぶとき、手首を
    返していないかどうか。
  • 左手もスプーンに添えてしまって
    いないかどうか。

この2つをチェック!

この2つをチェックしてみて、出来て
いるようであれば、下からスプーンを
持つように持ち替えさせてみます。

このポイントをクリアできていれば、
スプーンの下持ちも出来るはず!

今まで、子どもたちに下からスプーンを
持たせかえるときに、反対にあったことは
ないので、結構すんなり下持ちをして
くれると思います。

もし、下持ちを嫌がるときは・・

「こっちのほうが、お兄ちゃん
(おねえちゃん)の持ち方だよ。」

「素敵な持ち方が出来るね。」

と、子ども心をくすぐるのも良いかも
しれません。

スプーンの三点持ちの教え方

スプーンの3点持ちの教え方について、
次はご紹介していきますね。

◇スプーンの3点持ちの教え方◇

【あると便利なもの】
・普通のティースプーン

【教え方】
①バキューン(もしくはバンバン)の
手の形にさせる。

②バキューンの指をくっつけるように
持たせる。

これだけです。

バキューンかバンバンかは、言い方の
違い。

鉄砲を現す指の形なんです。

地域によって、言い方が違うので自分に
合った言い方にしてくださいね。

経験上なのですが・・

子ども用の柄が太いスプーンで
3点持ちをさせるより、普通の
ティースプーンを使うほうが、
うまく持てるように思います。

柄が太いと、ぎゅっと握ろうとして
しまうことが、うちの場合は多かった
ので、ティースプーンを使いました。

なので・・

もしスプーンの柄をぎゅっと
握ってしまうことで、上手くいかない
ときは、ティースプーンを試してみて
ください。

どうしても、ぎゅっと握ってしまうなら、
まだ三点持ちが早いのかも。

焦らず、下持ちをじっくりさせてあげる
ほうが、子どももストレスになりません。

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スプーンの持ち方を矯正させる方がいい?

お箸は矯正箸が売っていますが、
スプーンも矯正させたほうがいいのか
どうか・・。

私は、箸もスプーンも

矯正しなくてもいい

と、思います。

矯正グッズをおうちで使っていて、

うちの子は2歳なのに、もう
上手に箸が使えます!

と、いうママもいるんですが、
矯正グッズを使うのをやめると、
元の持ち方になってしまうことも
多いです。

なので、グッズを使うことよりも、

今できることを地道に繰り返し
練習する

ことが、上手く持てるようになる近道

無理に3点持ちに矯正させるのではなく
持ち方の順番に

上にぎり→下持ち→三点持ち
の経験を、沢山させてあげてほしいです。
赤ちゃんが、いきなり歩かないのと
同じで、ゆっくりでもいいから、段階を
順番に踏んでいくことが大切。
まわりと比べても仕方がないので、
地味な作業なんですが、
・自分で上手にスプーンですくう
と、いう経験が沢山できるように、肘が
下がらないように見てあげるほうが
上達も早いです。
そして、お箸の使い始めは3歳児に
なってからで十分!
早く箸を使い始めたからといって、
きれいに持てるようになるとは限らない
ですよ。
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さいごに

今回は、スプーンの持ち方の教え方に
ついて、お伝えしました。

さいごにもう一度まとめておくと・・

・焦らない!(ほかの子どもと比べない)

・無理に矯正させなくてもいい。

・上から握る、下持ちの経験を十分に
させてあげる。

・肘が下がっていないかチェックする。

ことが、大切になってきます。

子どものストレスにならないように、
無理なくスプーンの持ち方を教えて
あげられるようにしましょう。

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